通信制高校から就職できないは本当?就活を有利にする2つのポイント

通信制高校から就職できないは本当?就活を有利にする2つのポイント
  • 通信制高校から就職することはできないの?
  • 不利になるの?

答えからいうと、不利になることはありません。

では、なぜ、不利だと言われてしまうのか、どうすればいいのかについて紹介していきます。

今回、当サイトで資料請求の多い通信制高校TOP3を紹介します。

学校選びもまだできてないという方は、ぜひ、この中から選んでみてください!

オススメ1クラーク記念国際高等学校

創立30周年を超える歴史ある通信制高校で、通信制ながら通学も可能。
国際的な学習にも力を入れ、留学制度も充実しています。

オススメ2N高等学校

学校法人角川ドワンゴ学園が運営している全国にキャンパスを構える広域通信制高校です。
本校を沖縄伊計本校に構え、卒業生は28,000名にもなるマンモス通信制高校!

オススメ3第一学院高等学校

「フェロー(先生)」や「ピアサポーター(支える存在)」といった生徒をサポートする制度が整っている通信制高校。
大学や専門学校への進学率も高く、卒業後のキャリアサポートも充実しています。

目次

通信制高校が就職に不利と言われる理由

通信制高校が就職に不利と言われる理由

通信制高校の就職に不利と言われる主な理由4つあります。

  • 就職希望ではない生徒も通っている
  • 就職サポートが整っていない
  • 昔のイメージが変わっていない
  • 求人数が少ない

就職希望ではない人も通っている

全日制の卒業後の進路は95%が大学や専門学校・短大への進学です。それに対し、通信制高校の卒業後の進路は、6割が進学・就職、4割がそれ以外となります。

つまり、卒業後に何をするのかを決めていない人が4割もいるということです。

この4割の中にはフリーターやニートとして生活している人もいれば、芸能やスポーツで夢を追うために就職・進学を選ばなかった方もいます。

その他の中にいろんな方が一括りでまとめられています。全日制の進学率と比較すると、通信制高校のその他という数値はとても多く見えてしまいます。

通信制高校を卒業しても、進学・就職できないというイメージを持たれているようです。

就活サポートが整っていない

通信制高校は、全日制学校や中学校で不登校を経験したり、昼間に働いていたりと、いろんな人が通っており、進学や就職を目的に通っている方は少ないです。

どちらかというと、就職ではなく、メンタルサポートに注力している通信制高校の方が多いです。

また、通信制高校への入学の目的が「高卒資格」の生徒も多いため、全日制に比べて就職のイメージが薄いと思われているようです。

昔のイメージが変わってない

企業の面接官の通信制高校のイメージが昔のままで変わっておらず、就職が不利になっている可能性があります。

いろんなことが学べ、自分の夢を持った人が通っている方が増えたことで、世の中的に通信制高校に対するイメージもだいぶ変わってきました。

ただ、その一方で通信制高校に対して、

親の通信制高校のイメージが悪すぎて

通信通ったらダメになるよ
人生落ちこぼれだよ
もう、はち(私)はプー太郎だね
普通の職には就けないだろうね

って言われるの本当にしんどいし私の人生勝手に決めるなって思う

— はち (@hachi_1019) June 23, 2022

のようにマイナスなイメージを持つ方も少なくありません。

このようにマイナスイメージがあるが故に、就職で不利になってしまうケースもあります。

求人数が少ない

全日制に比べて、通信制高校の求人数は少ないです。そもそも生徒の母数が違うので、通信制にくる求人数が少ないのは当たり前です。

企業としては、人材不足もあり大学生だけでなく、高校生からも就職希望を募っています。ただ、企業が通信制高校に即戦力になれる人材がいるのかと疑問を持っているのも事実です。

企業は通信制に個性的な生徒がいることを知らないだけで、今後は増えていく可能性もあります。

通信制高校の就職で不利になることはない

通信制高校の就職で不利になることはない

ここまで、就職が不利になる原因を紹介してきましたが、実際、不利になることはありません。

全日制よりも通信制の方が就職率が高いというデータもあります。

卒業資格は全日制と同じ

通信制高校は、 全日制と同じ高校卒業資格を取得することができます。

そのため、求人が出ている企業の採用試験はどこでも受けることができますし、通信だからと受験できないということもありません。

また、通信制でアルバイトを経験していれば、全日制の生徒よりも社会での経験が豊富なので、企業でも活かすことができます。

通信制高校だとわからない

日本には高校が約4,900校あり、通信制高校は約200校ほどです。これだけある高校を面接官が覚えているがありません。

履歴書の校名欄に「OO通信制高校」と記載しない限り、通信制高校なのか、全日制高校なのかを判断することができません。

通信制高校であることを不利と考えているのであれば、OO高校ですと答えれば、問題ありません。

自由な時間が多い

通信制高校の特徴は、自由な時間をとれるところです。

  • アルバイト
  • 仕事
  • 趣味
  • 資格勉強

など、自分のやりたいことをしながら、通うことができるので、その経験を就職に活かすこともできます。

また、就職だけでなく、受験勉強も他の人よりも多く取ることができるので、大学受験でも有利になります。

通信制高校で就職を有利にするには?

通信制高校で就職を有利にするには?

最後に通信制高校で就職を有利にするには、どうしたらいいかを紹介していきましょう。

  • 就職に有利な資格を取得する
  • アルバイトをする

就職に有利な資格を取得する

一番いいのは資格取得です。これはとても強い武器になります。

学校によって、さまざまなコースを設けていて、

  • 高校卒業資格
  • 実用数学、英語技能検定
  • 日本漢字能力検定
  • 秘書検定
  • 美容師免許
  • 調理師免許
  • 看護師免許
  • 医療事務や調剤薬局事務資格
  • 薬剤師資格
  • 介護初任者研修
  • メイクやエステティシャン、ネイルなどの美容系資格
  • スポーツトレーナー
  • トリマー・ペット販売士
  • ビジネスマナー検定、簿記、電卓検定などビジネス系の各資格
  • プログラマーなどIT系の資格

など、たくさんの資格があります。

自分の目指したい将来像と照らし合わせて、資格取得を進めていくのはとてもいいですね。

アルバイトをする

全日制は学校に週5で通うため、アルバイトをする時間はありませんが、通信制高校ではすることができます。

企業としては、どれだけ働いていたのか、どんな仕事をしていたのか、コミュニケーションは取れるのかといったところに注目しています。

アルバイトを頑張っていることを企業の面接官に伝えることで、
「長く働いて頑張ってくれそう」
「人とのコミュニケーションとりながら、十分仕事してくれそう」
と好印象をもたれることが多いです。

ただ、将来に関連するアルバイトの方が面接での評価は高いので、時給だけで探すのはやめましょう。

まとめ

通信制高校の就職について紹介してきました。

通信制高校だからといって、就職が不利になることはありません。むしろ、全日制に比べて、就職率が高いというデータもあります。

学校生活でどのように過ごしたかで、就職できる企業も変わってくるので、資格勉強やアルバイトをして、自分の将来がより豊かになるようしていきましょう。

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