通信制高校選びの6つのポイント!

 

通信制高校選びの7つのポイント

自分自身の目的を明確にする

通信制高校を選ぶ前に、転入する目的や学びたいこと、将来の進路などを考え、自分自身がどのような学校を選ぶべきかを明確にすることが大切です。

自分自身がどのような勉強方法で学びたいのか、どのような進路を目指したいのかを明確にすることで、通信制高校を選ぶ軸をしっかりと持つことができます。

学校の特徴を比較する

各通信制高校にはそれぞれ特徴があります。例えば、スクーリングが充実している学校や、文系や理系に特化したカリキュラムを持つ学校、声優やイラストなどスキルを身につける学校などいろんな種類の通信制高校があります。

自分自身の目的に合った学校を選ぶために、学校の特徴を比較することが重要です。学校のウェブサイトや資料、先輩や卒業生の話などを参考にして、自分自身に最適な学校を見つけましょう。

学費や支援制度を確認する

卒業までにかかってくる学費は公立・私立で変わってきます。また、私立でも全国展開している学校やその地域にしかない学校によって年間の学費は変わってきます。

簡単に表にまとめてみると、

公立

入学金 500円
授業料 1単位336円
それ以外 年間3万円程度

私立

入学金 2〜5万円
授業料 6,000~1万円
それ以外 年間3~10万円程度

まず、入学金から金額が大きく違い、年間で合計すると、公立:5~6万円、私立:25万円〜となります。

また、学費支援制度も学校ごとによって違います。どの学校でも利用できる制度が国の支援金制度:就学支援金制度です。

就学支援金制度を利用することで公立で実質授業料を無料で受けることができます。私立の通信制高校では、学校独自の支援制度もあるので、 支援制度を利用することで卒業までにどのくらいの費用を抑えることができるのかを確認しましょう。

学校の設備やサポート体制を確認する

通信制高校によって、提供されるサービスや設備は異なります。自宅で学習するため、必要な教材や機器が揃っているか、学生の勉強をサポートするシステムや教員のフォロー体制が整っているか、進路相談や就職支援など、 学校が提供するサポートが充実しているかどうかも確認する必要があります。

また、通信制高校は学生同士が顔を合わせる機会が限られているため、学校が提供する交流の場があるかどうかも確認しましょう。例えば、学校のSNSグループやオンライン授業でのディスカッション、合宿などのイベントがあるかどうか、学校が主催する文化祭やスポーツ大会などがあるかどうかなど、 学生同士の交流の場があるかどうかを確認することも大切です。

カリキュラムや授業形態を確認する

通信制高校によって、カリキュラムや授業形態は異なります。自分が学びたい分野や進路に合わせた科目を提供しているかどうか、自分の学習スタイルに合った授業形態を提供しているかどうか、講師陣の質や資格を確認することも重要です。

例えば、通信制高校には「定期テスト方式」と「単位制方式」があります。定期テスト方式は、一定期間ごとに試験が行われ、その結果によって単位を取得する方式です。単位制方式は、科目ごとに単位を取得し、全科目の単位取得が終わった時点で卒業が決まる方式です。自分がどちらの方式に向いているかを考慮し、選択することが重要です。

また、近年では、通信制高校でもオンライン授業を導入しているところが増えています。 オンライン授業を導入しているかどうか、どのような形態で実施しているかを確認し、自分の学習スタイルに合った通信制高校を選びましょう。

通学できる範囲に通信制高校があるか

通信制高校には必ずスクーリングがあります。基本的に週に1回は学校に通う必要があり、家から学校が遠いと通学費が高くなってしまいます。

  • 学校から通える距離にあるのか
  • 学割が適用されるのか
  • どのくらいの頻度で学校に通わないといけないのか
  • 学校までどれくらいの通学費用がかかるのか

通学費が高ければ、学費が安くても意味ないですし、学校まで遠くてスクーリングがめんどくさくなり、通わなくなってしまうことも考えられます。 通学するのにここまでの距離なら許せるという目安をきめておくことも重要です。

まとめ

 

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