通信制高校を選ぶ際に、多くの人が気になるのが学費や費用。特に、家計の負担を少しでも軽減したいと考える方にとって、学費が安くて信頼できる通信制高校を見つけたいと思いますよね?
本記事では、学費が安いおすすめの通信制高校をランキング形式で紹介し、さらに学費を抑えるための具体的な方法についても解説します。
お得に学びたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
学費が安い通信制高校ランキング【2024最新版】
1位:N高等学校
N高等学校は、学校法人角川ドワンゴ学園が運営する広域通信制高校です。
本校を沖縄伊計本校に構え、卒業生は28,000名にもなり、全国でどこからでも通えるのが大きな特徴。
N高等学校の年間学費は63,000円(年収590未満かつ就学支援金制度を利用した場合)。
オンライン通学コース(ライトクラス(週1日))で年間かかる費用の内訳を紹介すると、
入学金 | 22,000円 |
---|---|
授業料 | 300,000円 |
合計 | 322,000円 |
また、学費とは別で
- 入学初年度にセキュリティーソフトの購入(約5,000円)
- mac book airの購入(オンライン授業で利用)
- 各コースの学費分
など、別途費用がかかってくる場合があります。
公立の通信制高校ほど安くはありませんが、授業もスクーリングも全てオンラインで完結できるので、自分の時間を自由に使いたいという方にぜひともおすすめ!
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2位:わせがく高等学校
わせがく高等学校は、学校法人早稲田学園が運営する通信制高校です。不登校になってしまった人向けのサポートが手厚いことでも知られており、専門的な支援のための教育相談室や中学の総復習からスタートできるのも特徴。
わせがく高等学校の自学型通信制の年間学費は84,000円~(年収590万円未満で就学支援金を利用)となり、学費の内訳を紹介すると、
入学金 | 0円 |
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授業料 | 300,000円 |
合計 | 300,000円 |
また、学費とは別で以下の費用が別途かかってくることもあるので覚えておきましょう。
- 積立金(通学型月額11,000円・フレックス月額5,500円・自学型月額3,000円)
- 通学制の日数によって変わる補習費
- 施設設備費
などの費用が別途かかってくることもあるので覚えておきましょう。
中学生で不登校を経験した人にも、学習支援が充実しているのでおすすめの通信制高校です。
3位:NHK学園高等学校
NHK学園高等学校は、NHKが設立した通信制高校です。一人ひとりに寄り沿ったコースを選択でき、生徒の自主性を育てるサポート体制が特徴。94%を超える高い卒業率を誇り、253校の指定校推薦もあります。
NHK学園高等学校のスタンダードコースの年間学費は120,100円~(年収590万円未満で就学支援金を利用)となり、学費の内訳を紹介すると、
入学金 | 35,000円 |
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授業料 | 288,000円 |
合計 | 323,000円 |
また、学費とは別で以下の追加費用がかかってくることもあります。
- 教材費(2,000円×科目数)※履修強化によって異なる
- 教材送料(国内の発送する、海外に教材を送る場合)
- 教育運営費や施設設備充実費、生徒会費
などの、追加費用がかかってくることもあります。NHKという確かな知名度もありますし、生徒のやる気を引き出す通信制高校です。
4位:id学園高等学校
id学園高等学校は、生徒一人ひとりの個性を大切にし、通信制の自由度と学びをハイブリッドした「第4の学校教育」を提供しています。6つのコースから自分の希望に合わせて、通うコースを選択できる柔軟性も特徴。
id学園高等学校のオンライン学習コースの年間学費は128,000円~(年収590万円未満で就学支援金を利用)となり、学費の内訳を紹介すると、
入学金 | 50,000円 |
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授業料 | 207,000円 |
合計 | 257,000円 |
また、学費とは別で
- PCや制服購入費(任意ではありますがあると便利)
- スクーリング費(1,000円/単位)
- 特別活動費(内容によっても金額が異なる)
などの、追加費用がかかるケースもでてきます。
自由な学びと、充実したコースの通信制高校としておすすめ
5位:翔洋学園高等学校
翔洋学園高等学校は、生徒の自由や自主性を重んじる校風で「自分育て」を目標にした通信制高校です。学習スタイルや、多様な体育・文化的な活動も多く充実した学習生活を送れるのも特徴。
翔洋学園高等学校の年間学費は129,700円~(年収590万円未満で就学支援金を利用)となります。登校日数による料金の変動はありません。
学費の内訳を紹介すると、
入学金 | 0円 |
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授業料 | 200,000円 |
合計 | 200,000円 |
また、学費とは別で以下の追加費用がかかる場合もあるので確認しておきましょう。
- 教科書代(履修科目によって異なる)
- 施設設備費 50,000円
充実した学校生活を過ごしたい人にもおすすめの通信制高校です。
6位:勇志国際高等学校
勇志国際高等学校は、インターネットを積極的に活用した広域通信制高校です。
充実した学習環境が整っており、レポート課題はもちろん基礎学力向上のための学習や大学受験、資格取得に向けたサポートも実施。
勇志国際高等学校のネット生の年間学費は140,250円~(年収590万円未満で就学支援金を利用)となり、学費の内訳を紹介すると、
入学金 | 30,000円 |
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授業料 | 300,000円 |
合計 | 330,000円 |
また、学費とは別でコースによって異なる費用も把握しておきましょう。
- ネット予備校のオプションコース 月額22,000円~
- コースによって異なるレッスン費や教材費、公演製作費
充実したサポートを受けられる通信制高校であり、選択肢の多さも嬉しい
7位:星槎国際高等学校
星槎国際高等学校は、自分の好きなことを追求できる11カテゴリー130種類のゼミ授業があります。誰もが主人公になり主体的に参加出来る通信制高校であるのが特徴。
星槎国際高等学校の土曜コース(週1回)年間学費は70,000円~(年収590万円未満で就学支援金を利用)となり、学費の内訳を紹介すると、
入学金 | 20,000円 |
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授業料 | 74,250円 |
合計 | 94,250円 |
また、学費とは別で
・教科書代や宿泊研修費用、諸経費など
がかかってくるでしょう。
ゼミが充実しているので、勉強以外にもたくさんの体験や経験をしたい人におすすめ
8位:鹿島学園高等学校
鹿島学園高等学校は、学習スタイルやオプションを選択でき自分らしい学びを実現する通信制高校です。生徒の自主性を尊重し、未来や進路に繋がる生き方を引き出すサポートも。
鹿島学園高等学校の自宅学習制の年間学費は178,952円~(年収590万円未満で就学支援金を利用)となり、学費の内訳を紹介すると、
入学金 | 38,000円 |
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授業料 | 200,000円 |
合計 | 238,000円 |
また、学費とは別で
- 日本スポーツ振興センター災害共済掛金 252円
- システム管理費・通信費 37,000円
- 学習等支援施設の費用、校外学習、修学旅行等
など、追加でかかる費用はやや多めです。
充実した設備や経験ができる通信制高校といえるでしょう
9位:鹿島山北高等学校
鹿島山北高等学校は、大自然に恵まれた山北町とのタイアップで生まれた通信制高校です。スクーリングも、地域特性を活かした独自科目が特徴になり新しい自分を発見できるアクティビティ・プログラムも豊富。
鹿島山北高等学校の自宅学習制の年間学費は178,952円~(年収590万円未満で就学支援金を利用)となり、学費の内訳を紹介すると、
入学金 | 38,000円 |
---|---|
授業料 | 200,000円 |
合計 | 238,000円 |
また、学費とは別で
- 日本スポーツ振興センター災害共済掛金 252円
- システム管理費・通信費 37,000円
- 学習等支援施設の費用、校外学習、修学旅行等
などの、追加費用がかかってくることもあります。
雄大な自然のなかで自分のペースで学びたい人向けの通信制高校です
11位:s高等学校
s高等学校は学校法人角川ドワンゴ学園が運営する、茨城県つくば市にある全国広域通信制高校です。授業の多くにオンラインが導入され、場所を問わずに学習できる環境も特徴。どこにいても質の高い授業を受けられます。
s高等学校の年間学費は63,000円~(年収590万円未満で就学支援金を利用)となり、学費の内訳を紹介すると、
入学金 | 22,000円 |
---|---|
授業料 | 300,000円 |
合計 | 322,000円 |
また、学費とは別で以下の追加費用もかかります。
- 単位制や通信制の学費
- セキュリティソフト(初年度のみ)約5,000円
- 学習ツールとして「Mac Book Air」の購入
などの追加費用もかかります。
オンライン学習を導入しているからこそ、充実した学びを実現します
学費が安い通信制高校でさらに安くするために
高等学校就学支援金制度を最大限に活用する方法
通信制高校の学費をさらに安くするためには、高等学校就学支援金制度を活用するとよいでしょう。
この制度は、一定の条件を満たす家庭に対して授業料を大幅に削減する支援を行っています。特に、保護者の年収が基準を下回る場合、私立高校でも授業料が実質無料になることがあります。
この制度を活用することで、家庭の経済的負担を大幅に軽減できるので、制度の申請条件を確認し、早めに手続きを進めるとよいでしょう。
登校回数を減らしてコストを抑える選択肢
通信制高校では、登校回数を減らすことで学費を節約することが可能です。
登校するたびにかかる施設利用料や交通費を抑えることで、年間の出費を大幅に減らすことができます。例えば、週1回程度の通学に抑えることで、学費だけでなく、関連する費用も削減することができます。
自宅学習をメインに進めることで、さらに費用を抑えられるのが通信制高校の強みです。
サポート校を利用しない選択のメリットとデメリット
サポート校を利用せずに通信制高校に通うことで、学費をさらに安くすることができます。
通信制高校のサポート校とは通信制高校の通常の授業に加えて、生徒が卒業できるように学習をサポートするための機関として位置づけられています。一般的な学習塾のような形態となっており、様々な学習を通してテストに備えていきます。
サポート校の利用には追加費用がかかるため、これを避けることで総額の費用を抑えることが可能です。ただし、サポートがない分、自己管理が求められるため、自分で学習スケジュールを立てて進める必要があります。
サポート校の利用が不要な方や、自己学習に自信がある方には、この方法が有効です。
都道府県独自の授業料補助制度を活用する
各都道府県では、独自に授業料補助制度を設けている場合があります。
授業料補助制度とは、主に経済的に困難な家庭を支援するために、各都道府県や国が提供している制度で、学費の一部または全額を補助するものです。特に高校生を対象としたものが多く、家庭の収入に応じて授業料の一部が補助される場合があります。
この制度を活用することで、さらに学費を削減することが可能です。
特に公立の通信制高校では、非常に低い学費設定がされている場合が多く、これらの補助制度を利用することで、学費をほとんどかけずに高校を卒業することができます。
住んでいる地域の制度を確認し、適用されるかどうかを調べることが重要です。
奨学金や特待生制度を利用する
奨学金や特待生制度を利用することで、学費をさらに抑えることができます。
奨学金は返済不要のものが多く、特待生制度は優秀な成績を収めることで授業料が免除されることがあります。特に私立高校では、これらの制度を積極的に利用することで、家計への負担を大幅に軽減できます。
これらの制度を利用するためには、事前に情報を集め、条件を確認しておくことが大切です。
通信制高校の学費をさらに安くするためには、さまざまな制度を活用し、自分に合った方法で進めることが重要です。少しの工夫で、家計への負担を大きく減らすことができます。