通信制高校に入学したいけど、学校選びでミスしないためにメリットとデメリットを知っておきたい!
このような悩みを抱える方は多いと思います。今回は、通信制高校に通うメリットとデメリットについて紹介していこうと思います。
今回、当サイトで資料請求の多い通信制高校TOP3を紹介します。
学校選びもまだできてないという方は、ぜひ、この中から選んでみてください!
オススメ1:クラーク記念国際高等学校
創立30周年を超える歴史ある通信制高校で、通信制ながら通学も可能。
国際的な学習にも力を入れ、留学制度も充実しています。
オススメ2:N高等学校
学校法人角川ドワンゴ学園が運営している全国にキャンパスを構える広域通信制高校です。
本校を沖縄伊計本校に構え、卒業生は28,000名にもなるマンモス通信制高校!
オススメ3:第一学院高等学校
「フェロー(先生)」や「ピアサポーター(支える存在)」といった生徒をサポートする制度が整っている通信制高校。
大学や専門学校への進学率も高く、卒業後のキャリアサポートも充実しています。
通信制高校に通うことのメリット
通信制高校に通うメリットは3つあります。
- 自分のペースで勉強することができる
- 学費が安く、働きながらでも通うことができる
- いろんな世代の人が通っている
- どんなタイミングでも入学可能
- 留年がない
自分のペースで勉強できる
通信制高校最大のメリットは、自分の時間を自由に作ることができる点です。
スクーリングは月に2〜4回程度。残りは自宅での学習です。
スクーリング・テスト・レポート提出の時間以外は生徒の自由です。アルバイトをしたり、趣味をしたり、スポーツや芸能に勤しんだりと自由です。
自分のライフスタイルに合わせて、予定を立てることができるので、自由があまりない全日制に比べるとかなり良い点と言えますね。
働きながらでも通うことができる
公立の通信制高校での学費は3年間で大体10〜15万円ほどです。
私立では約25万円が平均と言われていますが、最近では通学型の学校も出てきているので、学費が100万円を超える学校もあります。
通信制高校に通っている生徒の中には、アルバイトやパート、正社員・派遣社員として働きながら、通っている生徒もいます。
稼ぎながら、勉強できるのは通信制高校ならではですね。
何歳からでも通うことができる
通信制高校では、10代だけでなく、働きながら通う30代の方や定年退職を迎え、60歳から学校に通い始める方もいます。80代の生徒もいるそうです。
全日制だと若い同世代の生徒が集まるので、通いにくいですが、通信制高校では、幅広い年代の方が通っているので、全く問題ありません。
どんなタイミングでも入学可能
通信制高校は全日制と違い、通信制高校の入学時期は、
- 4月、10月:新入生
- 毎月
- 随時
と自由度が高いです。
中学校ではどの時期でも転校は認められていましたが、高校では基本的に転校は認められていません。
欠員があれば受け入れを募集しますが、その枠は数名で倍率が高ければ、入学することはできません。
その点、通信制高校はいつでも転入学・編入学を入学を受け付けているのでメリットといえますね。
留年がない
通信制高校は、学年制ではなく単位制を採用しています。そのため、留年という概念がありません。
- 3年間以上の在籍
- 74単位以上の修得
- 30時間以上の特別活動の参加
の卒業条件をクリアすれば、高校の卒業資格を取得することができます。
仮に1単位落としても、次の学年で再履修することも可能です。
通信制高校のデメリットは?
自分で勉強を進めなければならない
通信制高校の学習は自学自習です。全日制のように学校に行く必要はありませんが、レポートの提出日までに予定を立て、計画的に学習を進めていかなければいけません。
誰かに強制的に課題をやれ・学校にこいと指示があるわけではありません。自分で決めて、行なっていかなければいけません。
自由度が高い分、主体性が必要となるので、自分で全ておこなうことができないと卒業自体危うくなります。
人との交流の機会が少ない
学校に通う回数が少ないのは、通信制高校のメリットですが、考え方によってはデメリットにもなります。
それは、人との交流が少なくなることです。全日制ではクラスで授業を受けます。
そのため、必然的に先生・クラスメイトとの交流が生まれ、コミュニケーションを取ります。
ですが、通信制高校では、学校に通うのは週1日。人と接する機会が少ないです。そのため、学校で友達ができないということもよくあります。
通信制高校の生徒が友達を作る手段で一番多いのはアルバイトですね。
進学は厳しい
通信制高校の進学率は大学に比べて、低く、進学が難しいと思われています。
通信制高校 | 全日制高校 | |
大学進学 | 16.7% | 54.4% |
専門学校進学 | 23.8% | 23.0% |
実際のデータを見ても、全日制の大学進学率は約54%なのに対して、通信制高校では、16%しかありません。
県立や地域の私立のHPでは、進学実績を載せていない高校も多いです。
全日制では受験勉強のサポートを行なっている学校は多いですが、通信制高校では、受験のサポートよりもメンタルてきなサポートが主となります。
通信制高校の特色上、大学進学を目指している方が多く入学するわけではないということを考えると大学進学率が低く出てしまうということは当然の結果といえますね。
希望の企業に就職できるわけではない
娘、進路説明会に出た。通信制高校では、就職は全日制の生徒から先に採用されるので難しい。進学は、学校の授業だけでは大学は受かりませんと話があったとのこと。普通は全日制行く。無理だから通信制になったんだし。現実を正直に伝えてくれた学校に感謝。娘は病状さえ安定してくれたらなんとかなる。
— うつだん@うつ病男dism。2級ライフ。 (@uthudan) January 20, 2023
口コミの通り、高校生の就職は基本的に全日制から先に採用が始まります。これは、企業側の通信制高校に対してマイナスなイメージが残っているのも原因です。
ただ、実際のデータを見ていただくと、
通信制 | 全日制 | |
就職 | 14.3% | 16.4% |
通信制高校と全日制高校で就職率にそこまでの差はありません。
まとめ
ここまで通信制高校のメリット5つとデメリット4つを紹介してきました。
通信制高校は自由が高い分、主体性がないと、卒業までなかなか厳しい道のりとなります。
卒業までしっかりとしたサポートがあるかどうか、学校のパンフレットやHPをしっかりと確認しておきましょう。