通信制高校の教員はやっぱり大変?年収や教員免許取得について紹介!

  • 通信制高校の教員はやっぱり大変なの?
  • 年収や教員免許について知りたい!

通信制高校の教員に関する疑問・気になる点について、本記事で解説していきます。

目次

通信制高校の教員はどんな仕事をするの?

通信制高校の教員はどんな仕事をするの?

まず、通信制高校の教員の仕事内容について紹介していきましょう。

通信制高校の教員は常勤と非常勤でがあり、勤務スタイルが異なります。

常勤講師・専任の場合

常勤講師・専任の主な仕事は

  • スクーリング
  • 質問がある生徒への個別指導
  • レポートの添削
  • 生徒への添削指導のレポート作成
  • 保護者との面談
  • 特別活動の引率

です。

勤務日数は週5〜6日で、全日制の講師と大きく変わりません。

授業(スクーリング)は週に一回ある程度で、残りはレポートの添削やそのための資料作成が主な仕事になります。

非常勤講師の場合

非常勤講師の場合、通信制高校での勤務日数は週に1〜3回となります。

仕事内容としては、スクーリング、生徒への個別指導、レポートの添削と常勤講師とそこまで変化はありません。

また、学校によっては、非常勤でカウンセラーがいる通信制高校もあります。

 

通信制高校の教員は大変なのか?

通信制高校の教員は大変なのか?

結論から、言うと通信制高校の教員は大変です。

教員の仕事内容を紹介したように、教師が担う仕事は結構多いです。

日曜日出勤があり,スクーリングが終わった後は,教室掃除,トイレ掃除を教員がしなければならない場合があります。

参照:Yahoo!知恵袋

それ以外にもスクーリングで使った教室やトイレの掃除、日曜出勤もあります。

また、通信制高校の生徒は毎日学校に通うわけではないので、体育祭や文化祭の学校行事も、教員たちが準備しなければなりません。

それ以外にも

  • 何百人・何千人といる生徒のレポート添削
  • 音信不通の生徒への連絡

と仕事はつきません。

通信制高校の教員をやりがいと感じている人も多い

通信制高校の教員をやりがいと感じている人も多い

仕事というのは通信制高校の教員だけでなく、どんな仕事でも大変です。

大変な通信制高校の教員でもやりがいと感じている先生も多いです。

通信制高校に通う生徒は、不登校や引きこもりを経験し、サポートが必要な子が多いです。

「生徒一人ひとりに寄り添いたい!」という思いを持って、大変な仕事でもやりがいに感じているようです。

通信制高校の教員に免許は必要?

通信制高校の教員に免許は必要?

続いて、通信制高校の教員には免許が必要なのかどうかについて紹介していきます。

公立・私立の全日制高校では、必ず教員免許が必要となりますが、通信制高校の場合では、教員免許がなくても、働ける高校もあります。

レポートや単位試験の採点、スクーリングの授業は、教員免許が必要とですが、それ以外の仕事は免許がなくても仕事ができるものとなります。

通信制高校によっては、教員免許は不要だが、塾や予備校での指導経験の有無を問われる学校もあります。

全日制と比べて、人が少ない通信制高校ですから、先生と生徒の会話はとても重要となります。

また、通信制高校に通う生徒は、不登校や引きこもりを経験し、人とのコミュニケーションが苦手な生徒も多いです。

そのため、子どもとの接し方に長けている先生を採用している学校が多いのです。

通信制高校の教員の年収はどのくらい?

通信制高校の教員の年収はどのくらい?

通信制高校の教員の年収は約300~400万円ほどと言われています。全日制高校と同じ教員免許を持った教師なので、そこまで年収に差はありません。

ただ、土日にスクーリングがあったり、たくさんの生徒のレポートチェック、保護者の対応など、授業を教える以外の仕事もこなすため、全日制より仕事量が多くなるとも言われています。

まとめ

ここまで通信制高校の教員についてまとめてきました。

「通信制高校の教員は大変!」とは言いますが、それは他の仕事も同じで楽なお仕事はありません。

現在、教員は全国でも人材不足です。そのため、教員一人ひとりの負担がどうしても増えてしまいます。

それでも、生徒に寄り添った教員になりたい・不登校の生徒を救いたいと通信制高校の教員にやりがいを感じている人が多いのも事実です。

大変なお仕事ですが、自分のやりがいを求めて選択するのもいいのではないでしょうか。

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