- 通信制高校って健康診断受けないといけないの？
- どこで受けないといけない？
と気になる部分が多いと思います。
今回は、通信制高校の健康診断について紹介していきます。
通信制高校で健康診断を受ける必要があるの？
年に一回受けなければいけない
通信制高校の健康診断（内科検診・歯科検診）は、「学校保険安全法」によって、定められ、毎年受診しなければなりません。
学校側は4〜6月の間に健康診断の案内を出さないと行政から指導が入ってしまいます。
通信制高校の授業スタイルは自学自習です。そのため、不規則な生活習慣になりがちで、体調も崩しやすいです。
生徒自身の健康状態を把握するためにも行われているようです。
また、健康診断は学校ごとに異なりますが、学校で一斉に行ってくれる場合、個別で病院で受けなければいけない場合と分かれており、個別で行う場合、受診料は個人持ちとなります。
一般的に個人で健康診断を行う学校が多いです。
健康診断結果の証明書が必要になる場面がある
健康診断の結果は、健康状態を把握するための資料として、必要になる場合があります。
- 進学
- 就職
- 留学
- 大会への参加
などで証明書が必要となります。
進学先や就職先で体が健康かどうかわからない人を入れたいとは思いません。
そのため、高校3年生では健康診断を必ず受けた方がいいです。
通信制高校の健康診断はどこで受ける？
個別に病院で受ける
期限ギリギリだけど、明日健康診断行ってくる…!
自分のところは自費でやってきてねーだけど、通信制高校ってどこもそうなのかな…？
もし嫌じゃなければ答えてもらえると嬉しいです(*´ω｀)健康診断は
— ゆうと (@yuto_mochi0204) August 25, 2022
通信制高校の健康診断は、全日制みたいに一斉に受けることは少なく、個人で受ける必要があります。
健康診断を受けられる医療機関は、
- 総合病院
- 内科などのクリニック、診療所
- 保健所
医療機関によって、長時間待たされる可能性があるので、あらかじめ事前予約しておくことがおすすめです。
かかりつけの病院があるのであれば、そこで受診するのが一番良いですね。
学校で実施
健康診断を実施しました！健康診断は、学校保健安全法に基づいて、年1回の受診が定められています。健康第一☝️みなさん、お疲れ様でした😊#わせがく高校#通信制高校#群馬#桐生#健康診断#健康第一 pic.twitter.com/vjKvgtiMW6
— わせがく高等学校 桐生キャンパス (@wasegakukiryu) May 12, 2023
わせがく高等学校のように、決まった日程に一斉に健康診断を行う学校もあります。
検診料は学校によって、あるかどうかは変わってきます。
通信制高校ではいつ健康診断を受ける？
「学校保険安全法」により、6月30日まで受診をしなければいけません。
6月ギリギリだと、他の方の予約で受信できない可能性もあるので、４、５月にできるだけ受診するようにしましょう。
検査項目は主に
- 身長、体重
- 尿検査
- 視力、聴力
- 心電図
- 胸部レントゲン検査
- 運動器に関する保健調査
- 問診
- 歯科検診
検査項目は学校から書類が配られます。
通信制高校の健康診断の料金はどのくらい？
進学先の通信制高校から通知。
健康診断と歯科検診を受けて結果を送ってください、と。早速病院に連絡して、予約。
「お会計、9,000円です」😯登校して学校で受けてたら（健診代って払ってたっけ？）かなり安かったはず。
お金のことは言いたくないけど…はぁぁ😢
— gutiaka (@gutiaka33568993) April 3, 2023
学校で実施される場合は、健康診断の費用は無料です。
ただ、医療機関で個別で受診する場合は、保険適用外なので、自己負担となります。
健康診断の相場は、3,000円から10,000円ぐらいです。医療機関によって、費用が変わるため、一律ではありません。
通信制高校の健康診断時の服装
健康診断を受診する際の服装は、脱ぎ着しやすい服装が良いです。
病院で健康診断用の着替えが用意されていることは少ないため、
Tシャツのような脱ぐやすい服装がいいですね。
通信制高校で健康診断を受けないとどうなる？
健康診断を受診しなくても、特に罰則があるわけではありません。退学になることもほとんどないので安心してください。
外に出ること自体難しいという生徒もいるので、無理に病院に連れていくことの方が悪影響です。
受診できないようであれば、学校に報告、相談しましょう。
ただ、健康診断を受けないと、進学や就職で必要になる健康診断証明書の発行ができなくなるので、注意が必要です。
まとめ
ここまで、通信制高校の健康診断についてまとめてきました。
基本的に通信制高校の健康診断は学校で行ってくれることは少なく、個人で行うことが一般的です。
そのため、あらかじめ医療機関に予約を入れておくのがいいでしょう。
また、受診しなくても罰則はありませんが、進学や就職の際に健康証明書が必要になるので注意が必要です。
