- 通信制高校って働きながらでも通うことってできるの？
- 働きながらでも卒業ってできる？
と疑問を持つ方は多いと思います。
今回は、通信制高校に働きながらでも通学できるのかを解説していきます。
働きながらでも通信制高校なら通える？
どんな人が通ってるの？
まず、通信制高校にはどんな人が通っているのかを紹介します。
- 中学校を卒業後、すぐに就職した人
- 勤務や家庭の事情により通常の学校に通うことが難しい人
- 学業やスポーツ、芸術活動などに集中したい人
- 病気や障害を抱えている人
- 自主学習が得意な人
- 時間的な制約を持っている人
- 学習ペースを自由に調整したい人
- 留学経験や海外生活の経験を積みたい人
- 大学受験や資格試験に集中したい人
通信制高校にはいろんな状況の人が通っており、年代も10〜80代までと幅広い年齢層の人が通っています。
社会人こそ、通信制高校がおすすめ！
そして、社会人にこそ、通信制高校はおすすめです。
通信制高校は、全日制高校と違い、自由に時間を使えるのが特徴で、スクーリングも週に一回という学校が多いです。
また、通信制高校には仕事をしながら通っている生徒も多く、通われている半分の方が働いているそうです。
中学校や高校で不登校を経験して、通信制高校に転校する生徒が多いと思われがちですが、仕事をしながら通う人も多いですよ。
働きながら通信制高校に通うメリットは？
登校日数が少ない
通信制高校で働きながら学ぶメリットの一つは、登校日数の少なさです。通常の学校と比べて、週に一回の登校だけで済みます。
これにより、仕事との両立がしやすくなります。自宅やオンライン学習を中心に学びながら、登校日にはレポートの相談などを行うことができます。
さらに、一部の通信制高校では、集中スクーリングと呼ばれる集中的な学習期間を設けています。これは年に約10日程度の期間で、学校に出向いて授業や活動を行うものです。
集中スクーリングでは、短期間で合宿形式で行うので、より深い学びや人間関係を築くことができます。
留年がない
通信制高校で働きながら学ぶメリットの一つは、留年の心配がないことです。通信制高校では、学年の進級や卒業に必要な単位や成績を満たせば、自分のペースで進級することができます。
また、選択している科目で理解が進まない場合でも、通信制高校では追加のサポートや補習を受けることができます。
逆に、別の科目では早く進みたい場合は、自分のペースで学習を加速させることも可能です。このように、個々の学習スタイルやニーズに合わせた学びが実現することができます。
学校行事に参加する必要がない
一般的に通信制高校に通う場合、特別活動と呼ばれるものがあり、卒業までに30時間以上参加しないと卒業することができません。
ただ、一部の学校では、スクーリングのみという学校があったりします。
卒業するために参加はした方がいいのですが、必ずしも無理に参加する必要はありません。
働きながら通信制高校！仕事と両立するコツは？
会社に理解を得る
まず、会社の理解を得ましょう。
アルバイトであれば、シフトの調整が聞きやすいので、あまり気にする必要はありませんが、社会人となると、そういうわけにもいきません。
特別活動で、体育祭や文化祭、入学式などの行事に参加しないと、卒業までに必要な30時間分を確保することができません。
あらかじめ、会社になぜ今、通信制高校に通いたいのかをしっかりと伝え、理解を得られるようにしましょう。
スクーリングが、休日に行われる学校を選ぶ
通信制高校のスクーリングは基本的に日曜日に行われることが多いです。補助日で平日に行われることもあります。
ただ、中には週に二回ある学校や平日に行う学校もあるので、学校選びの段階で、スクーリングがどの曜日に行われるのかを確認しておきましょう。
スクーリングが年に一回の学校を選ぶ
私立の広域通信制高校では、年間１、２回の集中スクーリングだけで、卒業までに必要な日数としてカウントしてくれる学校もあります。
芸能人やスポーツ選手など、なかなか学校に通えない人や人との付き合いが苦手な生徒が通うことが多いです。
学校に行く日数が少ないので、仕事をしながらでも通えるので、とてもおすすめですが、その分、学費が高くなってしまうこともあるので、注意が必要です。
まとめ
ここまで、働きながらでも通信制高校に通えるのかについてまとめてきました。
通信制高校には働きながら通っている学生はとても多いです。通学者の半分が働きながら通っています。
週に一回スクーリングがあったり、レポート提出があったりと、働きながら高卒資格を取得を目指すのはなかなか大変です。
ただ、一緒に頑張る仲間もいるので、ぜひ、高卒資格取得を目指している方は、通信制高校への入学を検討してみてはいかがでしょうか。
