ネットで「通信制高校」と検索すると、よくやめとけと出てきます。
通信制高校への入学は辞めた方がいいのか、なぜ、やめとけと言われるのか。
と気になる方はとても多いと思います。
今回は、その疑問について解決していきましょう。
今回、当サイトで資料請求の多い通信制高校TOP3を紹介します。
学校選びもまだできてないという方は、ぜひ、この中から選んでみてください!
オススメ1:クラーク記念国際高等学校
創立30周年を超える歴史ある通信制高校で、通信制ながら通学も可能。
国際的な学習にも力を入れ、留学制度も充実しています。
オススメ2:N高等学校
学校法人角川ドワンゴ学園が運営している全国にキャンパスを構える広域通信制高校です。
本校を沖縄伊計本校に構え、卒業生は28,000名にもなるマンモス通信制高校!
オススメ3:第一学院高等学校
「フェロー(先生)」や「ピアサポーター(支える存在)」といった生徒をサポートする制度が整っている通信制高校。
大学や専門学校への進学率も高く、卒業後のキャリアサポートも充実しています。
通信制高校はやめとけと言われる理由
進学が難しい
通信制高校から大学進学かなり難しいなぁ
この4月から見てる通信制高校の子
勉強頑張ってるんだけど
もちろんデリケートな部分もあるから精神的なさじ加減は難しい
それより
高校の方から推薦などのいい方法ないかと学校に聞いてみたけど
塾で何とかしてくれ
だってさ
学校によるのかなぁ?
— みかわ塾 (@mikawajuku) June 8, 2021
通信制高校の進学率は大学に比べて、低く、進学が難しいと思われています。
通信制高校 | 全日制高校 | |
大学進学 | 16.7% | 54.4% |
専門学校進学 | 23.8% | 23.0% |
実際のデータを見ても、全日制の大学進学率は約54%なのに対して、通信制高校では、16%しかありません。
県立や地域の私立のHPでは、進学実績を載せていない高校も多いです。
全日制では受験勉強のサポートを行なっている学校は多いですが、通信制高校では、受験のサポートよりもメンタルてきなサポートが主となります。
通信制高校の特色上、大学進学を目指している方が多く入学するわけではないということを考えると大学進学率が低く出てしまうということは当然の結果といえますね。
解決策.大学を目指せる環境の学校に行く!
通信制高校から大学進学を目指すのであれば、国公立大学や私大への合格実績のある通信制高校に通うのがベストです。
また、通信制高校の中にも「進学コース」を用意している学校もあるので、進学を目指したい方はそちらもおすすめです。
就職が難しい
娘、進路説明会に出た。通信制高校では、就職は全日制の生徒から先に採用されるので難しい。進学は、学校の授業だけでは大学は受かりませんと話があったとのこと。普通は全日制行く。無理だから通信制になったんだし。現実を正直に伝えてくれた学校に感謝。娘は病状さえ安定してくれたらなんとかなる。
— うつだん@うつ病男dism。2級ライフ。 (@uthudan) January 20, 2023
口コミの通り、高校生の就職は基本的に全日制から先に採用が始まります。これは、企業側の通信制高校に対してマイナスなイメージが残っているのも原因です。
ただ、実際のデータを見ていただくと、
通信制 | 全日制 | |
就職 | 14.3% | 16.4% |
通信制高校と全日制高校で就職率にそこまでの差はありません。
解決策:将来に役立つ準備をしておく
通信制高校の強みは、全日制に比べて時間があるところです。そのため、アルバイトや資格勉強に時間を費やすことができます。
将来、やりたいことをあらかじめ決めておくと、自ずと高校での生活スタイルも決まってくるので、まずは、将来どんな仕事に就きたいのか、どうなりたいのかをしっかりと定めておきましょう。
卒業ができない
通信制高校に勤めた経験から言うと、事実上学力(≒知的能力)による選抜が機能しない場合、入学はできても、学習指導要領が定める内容の理解およびそれを証明する学力査定(テスト)が自力でパスできないリスクを大いに孕む。入学できても卒業できないおそれについて、事前に考えなければならない。 https://t.co/WrZUh4jpKt
— ねこうどん@みなのもの (@nekoudong) January 28, 2023
通信制高校では、基本的に学習は自分で進めていきます。そのため、自己管理能力がとても必要となります。
- レポートを期限までに提出しなければならない
- 毎日決まった時間に勉強をする
- わからないところは自分で調べる
と、自分で学習をしなければなりません。
自分で予定を立て、計画的に進めることができない方にとっては、なかなか厳しいです。
ただ、実際に卒業率が低いかというと、そうでもありません。
参考:文部科学省
卒業率は全日制と比較しても、そこまで大きな差はありません。
解決策:個別やいつでも相談できる学校を選択する
スクーリングの際に、疑問に思ったところを質問したり、オンラインでサポートをしてくれる学校があります。
個別サポートの学校や卒業生からの評価が高い学校を探すのもとてもいいですね。
学費が高い
通信制高校の通学コースに行きたいらしい。
ネットコースにするって言うと思ってたから、前向きな感じで👌⤴って内心喜んでましたが、学費高い‼️😨さらに、通学定期が利用できないって😱💦
もっと頑張って働かないと💪💧しかしもうちょっと学費なんとかならないかなぁ。。。😅
— いぬのしっぽ (@inunoshippo3) September 23, 2020
通信制高校の学費は、学校によって大きく異なります。
公立の通信制高校であれば、高くても年間5~6万円ほどで、私立であれば、25〜90万ほどとなります。
最近では、通学型の通信制高校もあり、週5で通うとなると学費が高くなってしまう傾向にあります。
解決策:学費が安い学校を選ぶ、修学支援金制度を利用する
公立の通信制高校であれば、年間の学費は6万円以下で抑えられることができます。また、私立でも、就学支援金制度を利用することで、授業料を実質無償化することもできます。
ただ、世帯年収の条件があるので、注意が必要です。
まとめ
通信制高校に入学する際に、周りから「やめとけ」と言われることがあると思いますが、実際に通信制高校について詳しく調べず、意見を述べている可能性があります。
一度、なんで、辞めた方がいいの?と聞いてみてもいいかもしれません。
しっかりとした理由が返ってきた時は、1つの貴重な意見として聞いておきましょう。
学校を選ぶのは生徒本人です。なぜ、通信制高校に通いたいのか、目的を定めてから、学校の資料請求や個別相談会に参加されてみてはどうでしょうか。